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湿気の季節に向けて
2023/05/08
やっと温かくなってきてほっと一息していますが季節は早くも5月。
今このコラムを書いているのが5月5日の端午の節句です。
菖蒲湯に入ったり、柏餅を食べたり、ちまきを食べるなどして、お子様の健康をお祈りする日です。
ここで使われる植物たちは意味合いとしては“魔除け”や“邪気払い”、“子孫繁栄”などですが、植物の働きは抗菌や胃腸機能の改善などが言われてます。
端午の節句は旧暦では6月22日と梅雨真っ盛りの時期なので、湿度の高さが体へ悪影響を及ぼしやすい時期です。
その時に胃腸を温めて働きを高めたり、食べ物が傷みにくい様に工夫して健康の維持に努めたのだと思います。
湿度が高いだけでも、食欲不振、吐き気、めまい、だるさなどを起こしますが、体の中の水はけが悪いと湿度に影響されやすくなります。
●体温より冷たいものは摂らない
●定期的に湯船につかり、汗をかく
●旬のお野菜を摂る(5月から旬のものは利尿作用があるものが多い！)
昔からの風習や旬のお野菜が、今体に必要なことを教えてくれますね。
忙しくて大変な方は睡眠時間をしっかり確保することからはじめてみてくださいね。
それでも辛い時はお近くの中医薬研究会のお店でご相談ください