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亀のはなし

2024/06/16

「鶴は千年、亀は万年」と言われるように、長寿の象徴的存在として知られる亀。
 
100歳を超えることも少なくない亀はなぜ長生きできるのでしょうか。
 
人間を含むほとんどの動物は、歳を取るににつれて劣化し老いていくものですが、適切な環境下で生きる亀は長生きするだけでなく、
 
そのほとんどの老化が遅く、さらには老化が止まったり、逆行するケースまであるといわれます。
 
そして、年老いても健康的な子供をもうけることかができる能力まで亀にはあるというのだから驚くばかりです。
 
亀は成熟後も細胞の損傷を補うことができ、老化を遅らせたり回避したりするなど多くの亀は成長し続け、雄は歳をとっても体がますます大きくなり、雌はより多くの卵を産む事もあります。
 
漢方にはそんな生命力の高い亀の甲羅を煮込んだ亀板製剤があるのをご存知でしょうか?
 
中医学で「生命力」とは、単に長寿のことだけでなく、子供の発育 成長する力 月経を起こす力 生殖能力 妊娠する力 足腰の力 いつまでも若く居続ける力などを総称して「生命力」といいます。
 
 
亀のエネルギーを借りて、生命力の底上げを目指したいものです。
 
中国には美肌と美顔効果で人気の「亀ゼリー」があります。
 
名前からしてデザートの様ですが、コチラも漢方薬として位置づけられています。
 
最近では、日本の中華料理店でも亀ゼリーは珍しくなくなってきていますね。
 
私も亀ゼリーを食べた事がありますが、亀ゼリーにはゼラチンが含まれておらず、あのゼリーの様なプルプルな食感は甲羅に含まれるタンパク質やコラーゲンだと説明され、喜んでいただいた事があります。
 
亀を使った亀板製剤も、ちょうど亀ゼリーの様なイメージでスッキリとした味わいです。
 
亀板製剤の使い方は実に多岐にわたります。
 
ご興味をお持ちの方は是非ご相談いただきたいです。
 
何よりも、店舗スタッフの私が飲みたくてお店に置いてもらった亀板製剤。
 
エネルギッシュな生活に、お役に立てたら嬉しいです。