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肩こり

 肩こりは人類が立って歩くようになってからの宿命のようなものと言われています。人間の血管は総延長10万キロメーターあるといわれ、これだけの血管の中に血液を循環させるには、心臓のポンプの力だけではとても充分ではありません。これを助けているのが、筋肉と血管です。筋肉と血管は収縮することによって、血液循環を促進しているのです。

 筋肉は使えば使うほど乳酸などの疲労物質が溜まり、またしこりが出来たりします。もともと血液の循環が悪かったり、あるいはしこりや疲労物質によって血液の循環が妨げられるとだるい、つっぱる、重い感じなどのいわゆる南こりの症状が出てきます。

 中国漢方医学には、「肝は血を蓄え、筋肉を支配する」という教えがあります。肝臓は筋肉が運動するときに、大土の血液を送り込み、逆に睡眠中には血液を肝臓に戻す働きによって筋肉を統率しているという意味です。

 実際、肩や首など上半身のこりには葛根湯や冠元顆粒〈かんげんかりゆう)が良く効き、上背部のこりには四逆散や小柴胡湯などが用いられことがあります。特に女性の場合、筋肉の血液循環障害・血管の柔軟性の改善には、婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)と冠元顆粒の併用で高い効果が期待できます。

 慢性的な肩こりでお悩みの方はぜひ店頭でご相談ください。