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春の身体と苦み

                                                       2022/03/01

春は肝の不調が身体にも表れる季節です。

 

五行学説の中に五味というものがありますが、そこで肝の働きを助けてあげるのは「酸味」です。

 

しかしどうでしょう、春の旬野菜は苦みの宝庫です!

 

 

 

苦味は心の働きを助け、余分な熱を取り去ってくれる味です。そしてその余分な熱を尿として排出する働きがあるので、冬の間にため込んだ老廃物をデトックスするのにとても重要なんですね。

 

 

お茶の中でも日本人のこころ、緑茶はまさに心の熱を冷まし利尿作用があります。これから暑くなる季節にオススメですが、漢方ででこの茶葉が入ったものがあるのをご存知でしょうか?

 

 

それは「頂調顆粒」という頭痛薬。

 

中国では粉々にした生薬をお茶で飲むように指示された漢方薬。

 

お茶のもつ熱を冷ます働きをプラスして,上半身にこもりがちな熱を冷まし、気を巡らせる生薬が配合されています。

 

春は頭に熱がのぼりがち。そんな春に多い頭痛によく使います。

 

 

 

お食事ではぜひ春の旬野菜を酢味噌和えにしたり、肝と心に嬉しいおかずを取り入れてみてください。

 

 

 

頭痛薬は頂調顆粒だけではありませんので、症状にぴったりの漢方薬はぜひお近くの群馬中医薬研究会のお店でご相談くださいね。