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春は肝の働きが活発になる季節です
2022/03/10
自然界でも秋から冬にかけて蓄えた栄養分を使っていっせいに活動的になる春
紀元前に書かれた東洋医学の医書「素問」に書かれている、春の養生法によると
「春の三か月を発陳という。冬の間隠れていたすべてのモノを出し活動的になり始める時期。陽気が多くなり、人体も陽気が多くなる。日の入りと共に寝て、日の出と共に起きることだ。心身ともにのびのびと活動的な気持ち、或いは活動するのが良い時期である」これが春の気に応じる方法です。
東洋医学の五臓の中の「肝」が一番早く働き始めるのがこの春の時期です。
東洋医学では「肝は疏泄をつかさどる」と言って、精神的にリラックスした状態(人間はたえず気が流れており、これが滞ると、イライラしたり、落ち込んだり精神の失調状態が生じると考えています。)を保つことに「肝」が関与しています。
また「肝は血を蔵する」と言って、血の持つ滋養作用によって肝の気が健やかに働きリラックスした気持ちが保てます。
肝の気が健やかに働くためにも、春は体を良く動かし活動的な生活をすることが、精神的にも良い状態を保つことにつながります。