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子供の元気な体作り

2023/08/01

 
最近は風邪だけでなく、便秘、低血圧、ストレスや自律神経の症状でお困りのお子さんが増えているようです。
 
体や心のサポートに、漢方を取り入れてみてはいかがでしょうか?漢方の味が苦手な場合、少量の砂糖やジュースなどで味をつけてあげたり、薬を使わずに「養生」を心がけるだけでも良いと思います。
漢方もずっと飲み続けないといけないわけではないですよ。
 
 
成長中の体は、いろいろな菌やウイルスに出会って勉強して、免疫を獲得していきますが、そのたびに症状がひどいと大変です。
 
もちろん子供本人も大変ですが、看病したり通院させたりする大人の負担も大きくなります。手洗いやうがいなどで菌・ウイルスを防ぐのも一手ですが、それ以前に、体を「元気」な状態にしておいてあげることが何より重要です。体を冷やしたり、ストレスや自律神経の乱れによって、本来の免疫力が発揮できない状態であることもあります。
 
 
養生では、食事、睡眠、運動といった基本的なことが大事です。
日中しっかり運動して、夜10時には就寝する、バランス良い食事をとることです。
運動不足になるとストレスが発散できず、体も疲れていないので、睡眠の質が悪くなります、すると自律神経が乱れ免疫力も低下し、様々な不調につながります。
また、夜も勉強したり、遊べてしまう時代ですが、成長中の体の負担にならないようにみてあげてください。体の内側、外側からの冷えにも注意。まだ自己管理ができないので、冷たいジュースやアイスで胃腸を冷やさないことや、スーパーなど冷気が強いところでの服装など、大人が気を配ってあげましょう。
 
 
小さい体はすぐに冷えてしまいます。食事は「旬」を意識して…一日何品目…など理想はありますが、毎日の献立としては難しい方も多いのでは。おすすめは、具だくさんの味噌汁です。発酵食品の味噌とたくさんの野菜がとれます。鍋で野菜を煮て、最後に味噌をいれるだけ。無理なく継続できる一品ではないでしょうか。簡単なのでお子さんも自分で作ってくれたりしないでしょうか。無理でしょうか・・・。
 
 
 
生活の養生で気をつけられることもたくさんありますので、まずはそこから。胃腸を温める漢方薬や、ストレスを和らげる漢方薬を使い、免疫がしっかり働く状態にしてあげると、体調を崩しても軽く済んだり、回復が早くなる傾向があります。病気になってから対応する前に、ぜひ「体を丈夫にする」ことを子供達にも伝えて頂けたらと思います。何か症状がある場合も、一時的に漢方薬を取り入れてみても良いと思いますので、気になることがあればご相談ください。