勝湿顆粒は、カッコウという生薬が主役の漢方薬です。中医学では「芳香化湿剤」に分類されています。湿気の邪気による腹部膨満感、つかえ、下痢、嘔吐、食欲不振、倦怠感などを、生薬の香りで湿気の邪気を発散させて改善します。

湿気の邪気は、梅雨時のジメジメや汗で湿った服をそのまま着ていたり、生のお魚や冷飲食によって胃腸の機能が衰えてしまったりしたときに受けてしまいます。

湿気の邪気は重たく、べたべたしていてなかなかに厄介です。梅雨時に頭が重たい、体が重だるい、倦怠感などを感じる時。それは湿気の邪気のしわざと考えられます。

そんな時にちょうど良いのが「勝湿顆粒」です。体内に　停滞している湿気の邪気を香りと温める力で追い出し、スッキリさせてくれます。胃腸の機能も向上させてくれますから食欲不振や腹部膨満感も軽快します。下痢を伴った風邪や急性の胃腸炎にもよいとされますし、日本の夏は暑さと共に湿気もありますので、夏の暑さからくる食欲不振にもよい効果を発揮します。

私たち漢方薬局・漢方薬店のスタッフは、梅雨時から夏にかけては特に症状が出ていなくても、毎朝「勝湿顆粒」を一包飲んでスッキリ元気に店頭に立っています。

少々クセのある香りのカッコウは、アロマテラピーではパチョリと呼ばれるハーブです。香りが効果を発揮する漢方薬、「勝湿顆粒」は、お湯に溶かして香りを楽しみながら飲んでみてくださいね！