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口の乾きや目の疲れにいい枸杞(クコ)の食べ方
2021/05/18
ご存知の通り、枸杞は栄養価が高く、中国の古典『神農本草経』において、上品(じょうほん。命を養い長生きするもの)に分類され、「長期間食べ続けると身のこなしが軽くなり老いにくくなる」と記載されています。
日本では、デザートとして食べる杏仁豆腐の上に一粒飾っているのをよく見かけますが、実は、もっと効果的な食べ方があるのです。
日頃から口の渇きを感じている方が多くいると思います。また、この一年半、コロナ禍の影響で、リモートワークが多くなったせいか、目の疲れを訴える方も増えつつあるようです。
これらの症状は漢方で言うと、肝腎陰虚によるものと考えられます。そういった不調をお持ちの方にばぜひ枸杞をおすすめしたいものです。
食べ方はいたって簡単。
1日1回、枸杞の実を20粒ぐらいよく噛んで食べる、それだけです。ここで気をつけていただきたいのは、「よく噛んで食べる」ということです。口の中でよく噛んで、最後にお湯と一緒に飲み込めばいいでしょう。
このように、気軽に食べられるため、ほんのり甘い枸杞を毎日のおやつに取り入れてみてはいかがでしょうか。