思春期の女子は、頭痛や腹痛、イライラ、落ち込みや生理不順などの症状に悩むお子さんが多いです。

初潮を迎える頃から女性ホルモンの分泌が始まるので、生理不順や生理痛など、心と身体の変化が起こり体調不良を感じる事が多く、

精神的にも感情的な起伏が激しくなるなどの悩みも多いです。

中医学では、未だ成長過程である「肝」の機能が不十分だと精神活動が低下して、心身症をきたしやすくなります。

めまい、立ちくらみ、頭痛腹痛、倦怠感など身体の不調を訴えることが多く、朝の寝起きが悪く、夜に寝つきが悪いことから不登校の原因となることも多いです。

この様なケースは「気虚　血虚」傾向が考えられます。

この時期には、まだ自分の症状や感情を言葉で表現するのが苦手であるため、大人に上手に伝えられずため込んでしまいがちです。

思春期は「腎」の機能が旺盛で、生命力と活動力に満ち溢れていますが、「腎気」が不十分だと成長にも影響が出る場合もあります。

自然の生薬から抽出された漢方薬は身体にやさしく作用しますので、安心して飲ませられると好評です。

また、漢方薬はお子様一人ひとりの症状や体質に合わせてご提案ができます。

 

思春期では月経が不規則であったり、無排卵のことがあって月経周期が確立していないため、月経予定を正式に把握したり、排卵日を推定することがまだ困難な時期です。

基礎体温法では失敗して妊娠することがあります。

大人になる前に、「自分の身体に起きている事」「妊娠する力を持っている事」「避妊と性感染症予防」、そして身近に迫ってきた性に関する様々なことに惑わされない勇気を持つことも大切であるなど、大人がお子様と話し合う時間はとても大切です。