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朝ごはんを食べよう
2021/11/08
私はいつも店頭で、朝食は無理にとらなくてもいいと話しています。それは、前の日に食べ過ぎてしまったり、胃腸の調子が悪い人に向けてです。胃腸の機能が弱っていると、朝起きてすぐには食べることができない人が多いのです。
なので、今日のお話しは胃腸がある程度健康な人であることが前提です。
朝食が大切であることは、皆さんご存知かと思います。
ざっとメリットとして以下のような効果があると言われますね。
① 脳も体も活発になる
② 体内リズムを整える
③ 太りにくい体質になる
④ 集中力が増して仕事の効率があがる
⑤ 体温があがる
さて、朝食を食べる方がよいことはわかっているけれど、の「けれど」の先はどうしましょう?朝は忙しくて準備したりゆっくり食べる時間がないという方もいらっしゃるでしょう。そもそも、毎朝何を食べるのがよいやらとお悩みの方もおいでではないでしょうか。
和食であれば、ごはん、お味噌汁、お漬物で十分です。前日寝る前に、水と昆布、カツオ節、煮干しなどお好みでお鍋にいれておけば、朝にはお出汁ができているので簡単においしいお味噌汁が作れます。お味噌は発酵食品ですし、体を温めてくれます。納豆もおすすめです。卵やゴマ、ねぎ、じゃこ、刻みのりなど入れたらおいしくて栄養も。納豆ご飯はつるつると手軽に食べられますが、よく噛んで食べましょう。
時間のない朝は、小さいパックのお豆腐を耐熱の器に移してレンジで温め、刻みネギやゴマとお醤油を少々かけて食べてはどうでしょう。元は大豆ですから栄養豊富なうえに消化、吸収が良いので胃腸が弱い方やお年寄りにもおすすめです。お豆腐は体を潤し、疲労回復やストレス対策にもよいと言われます。
朝はあまり食欲がなくて、食べられない方は無理をしないほうがいいです。時間のある時に野菜を煮てミキサーにかけたものを製氷皿に入れて冷凍しておけば、牛乳を入れて温めれば簡単にスープができます。野菜はキャベツ、玉ねぎ、にんじん、カボチャ、じゃがいも、きのこなどなんでもいいですし、好みでミックスしてもおいしいです。
毎朝、簡単においしい朝ごはんを食べて、体を温め、元気に一日を始めてみませんか。