今年は梅雨が長く、長期の天気予報によれば残暑が厳しいという話もあります。最近は、ひと昔前の夏の暑さと比べると、大分厳しくなってきました。ということで、夏バテもさることながら秋になってから疲れがやってくる『秋バテ』パターンも増えてきました。
手のひらや足の裏がほてったり熱っぽく感じる方は、要注意のサインです!!この対策にもってこいの漢方薬が昔から知られています。疲れを癒しながら消耗した体液を復活させる『麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)』です。中国でもとても有名な処方で、私も中国研修で沢山見かけました。特に病院では、退院される方のほとんどが、体力回復のために点滴されていたほどです。こんな素晴らしい処方なので、熱中症対策としては勿論のこと、夏バテ秋バテにならないよう使用するにはもってこいです!
高血圧気味で体が火照って仕方がない方の場合には、西洋人参を使用されると尚よいでしょう!また、夏のお野菜(特にウリ類)を摂取することで体の熱をクールダウンし体液を補給する作用がありますので、この辺も工夫されると更に良いでしょう(^_-)-☆
大善堂シモダ薬局 下田弘通